理事長所信                                       

                                                                                          

 

夢・情熱、始動!〜語ろう未来のために、動き出せ今この瞬間。〜       

【はじめに】
 

21世紀も早や7年を経過しました。銀行や生命保険会社の破たんに ,                               代表されるバブル経済崩壊後の長引く不況からも脱却しつつあり、企業                               業績の好調さや雇用環境の改善もささやかれ始めました。しかし、 私た                               ちの暮らしを取り巻く生活環境は、本当に 上向いてきているのでしょうか。                               年金・医療・介護などの社会保障問題が顕著となる一方、国・地方あわせて700兆円を超える債務が私たちの生活に重く負担となってのしかかっています。京都議定書に掲げられた二酸化炭素の排出量制限をたとえ遵守したとしても、地球温暖化問題を根本的に解決するには至らないと言われています。しかし、その数値目標すらクリアできないのが現状です。こういった問題を根本的に解決するためには、私たち青年経済人が従来の価値観や固定観念にとらわれず、自由な発想と情熱を持って、諸問題の根源と正面から向き合って解決策を見出さなければならないのです。

【夢を語ろう】
 自由な発想と情熱をもって行動する(行動できる)ひとは、自分の夢(目標)に向かって素直に前進できるひとではないでしょうか。私は学生時代、とにかく野球に夢中でした。理不尽なトレーニングに耐える日々が続き、体調を崩して秋の落ち葉に身を隠しランニングをサボったこともありましたし、試合に出してもらえず大変落ち込んだ日もありました。しかし、大好きな野球をやめてしまおうなどとはまったく考えませんでした。むしろ悔しかった日の夜は、目に涙をいっぱい浮かべながらチームメイトに隠れてひとりでバットを振ったものです。そこには、いつか満員の球場でプレーする自分の姿を思い描き、その夢に向かってまっすぐ前進し続ける自分がいました。自分の夢、言い換えれば理想の実現に向かって前進すること、これが自分の個性を活かし、様々なことに惑わされること無く、情熱を持って行動することへと繋がるのです。こういった青年の情熱を持った行動こそが様々な社会問題を根本から解決し、一歩進んだ形となって市民社会の確立へと結びつくのではないでしょうか。

【組織を盛り上げよう】
 私たちが青年としての情熱を持ち、夢を語りあって能動的に活動していくことにより、おのずから組織が盛り上がると確信します。何故ならば、まちづくりの運動体というのは受動的な活動よりも能動的な活動によってより発展していくものだからです。そして、私たちの英知を結集し情熱を持って取り組んだまちづくり運動を、自信を持って外部に発信していきましょう。外部から共感を得ることができれば、その事業は私たちのような小さな組織を超えて、市民全体を巻き込みより大きく発展し、その事業自体が自立していくことでしょう。このことが青年会議所の魅力向上に繋がり、私たちの組織がより盛り上がっていく原動力になります。会員拡大にも直結することでしょう。
一方、もちろん組織の事務処理が迅速・適正に処理されなければ組織はまったく機能しないことも忘れてはなりません。ですが、そういった受動的役割を担って活動するときも能動的に活動する意識を忘れてはなりません。例えば、公益事業比率や新会計基準に基づく財務を含めた公益法人制度改革の動向に注目し、公益社団格の取得に向けて能動的・積極的に取り組んでいきましょう。私たちが公益を主として活動する団体であることをまち・社会へと知らしめ、組織を盛り上げていきましょう。
 
【地域のために】
ところで、私たちがまちづくり運動を行っていくにあたって決して忘れてはならないキーワードがあります。それは、「地域のために」活動するということです。自由な発想と情熱を持って夢の実現、つまり事業の成功へと向かう途中で案外忘れてしまいがちです。「自分の夢の実現」と「地域のために」、一見、矛盾するようですがしっかりバランスをとって事業に取り組みましょう。
また、私たちには、「人のつながりや温もりの大切さ」をキーワードに「風流で賑やかなまちの復活」を目指す「小江戸あつぎ構想」や、ふるさと“あつぎ”への愛着と誇りを深める市民のための事業「あつぎ鮎まつり」といった、いくつかの継続事業があります。継続事業であっても、当初の背景や目的をしっかり伝えていきましょう。様々な手法や問題点についてしっかり引き継ぎを行っていきましょう。「毎年組織が変わるから去年の担当者と言うことが違う。」「きちんと引き継ぎを行っていないのではないか。」という指摘を市民の皆様から度々受けます。「地域のために」活動する訳ですから、まちのひとにしっかりと気を配り、時には円滑な運営を心がけましょう。

【むすびに】
 青年としての情熱と自由な発想を持って夢の実現へと邁進すれば、私たち個々の資質も向上します。高い資質の備わった個性はこの世の至宝であり、そういった仲間とともに魅力ある青年会議所を組織していきましょう。そして、40周年に向けて私たち社団法人厚木青年会議所はまちとともに発展していきましょう。

『仲間と夢を語り合いましょう。』
『ひとに誇れる夢を持ちましょう。』
『自分の夢に向かって一歩前進しましょう。』

そして、素敵なまちを創造しましょう!

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